参議院選挙の投票日 開票速報を見て

投票箱 時事短論 hotな話題

自民党が歴史的な敗北の見通し。一方、野党の政権交代の骨組みは見えず

2025年7月20日(日)参議院選挙の投票が行われた。今晩、遅く(もう日付は変わってしまったが)開票結果を見ながらこの記事を書いています。

現段階での結果に関して感じたこと、考えたことを関西を中心にいくつか。 

日本維新の会

橋下徹氏があそこまでテレビに出ていても、全く後進の参政党に議席数でははるかに及ばないという厳しい現状。

大阪選挙区と自民党大阪

参議院大阪選挙区では維新の会の2議席が維持できるかがメディアからは注目されたが、現有2議席は確保できた見通し。自由民主党は大阪ではもう勝てないのではないかと思うほどの負け方だ。

要因を考えてみると

①いまさらではあるが、もともと維新の会が結成されたとき大阪府議会議員、市議会議員の多くは自民党から飛び出して維新の会に合流した。前代表の松井氏自身がもと自民党大阪府議団幹事長だった。自民党以外からも当時の民主党などからも維新の界へ合流している。

つまりもともと、大阪の自民党の地盤は維新の会に割譲したようなものだ。

他の地域の方からすれば、なぜ、維新の会が大阪では強いのか不思議な点があるかもしれないが、もともとの出発がそう言うことなのだ。もともと地盤があるのだ。

②先日、東住吉区を自動車で走っていると天然温泉施設ラスパOSAKA(大阪市立ゆとり健康創造館)の解体工事を見かけた。ラスパOSAKAは1999年に開業したが赤字経営のため2010年に閉館していたもの。それが取り壊され跡地が利用される。同じように解体された市の開発した建物として新今宮(動物園前)のフェスティバルゲートがある。どちらも自民党が大阪市政与党の時代に建設されたもの。

当時の自民党がいかにえげつない無駄遣いをしていたのかが、いまだにまざまざと見せつけられる。地域住民や幹線道路の通行人は、解体工事を見ながら自民党への怒りと脱力感を感じるのだ。

これを見ながら、大阪では自民党はもう勝てないのではないかとまで思ってしまうのだ。

自民党

開票速報番組の自民党本部での取材ではすでに石破首相下ろしの声がいくつも上がっているといいいます。自民党は裏金問題、統一教会問題でもともと国民のひどい不信を買って負けるのがわかっていた選挙であったはず。負け戦を石破首相に押し付けたように見える。下ろすなんてよく言えたものだ。

政権交代と野党の動向

開票速報番組を見ている限り、野党からは政権奪取、政権構想を明言する声はなかなか出てないようだ。

いや、大事なことは、そもそも、政権選択選挙だと国民に煽ったのはマスメディアなのだ。

まあ、選挙結果を見ないとわからないのだから仕方ないが、政権構想がもともと具体的にないのだからそりゃそうだと思う。

国民民主党、維新の会からすれば自公の少数与党が続いた方が得策ではないか

立民が連立政権を呼びかけても維新の会、国民民主などからは総理大臣のポストを求められるかもしれない。参政党と立民は主張的に距離があり過ぎる。ならば連立政権は難しいだろう。

実は各野党、特に国民民主党、維新の会からすれば自民党と公明党で少数与党のまま、それぞれが個々の課題ごとに駆け引き、交渉して要求を飲ませる方が楽で得なのではないかーもともと維新の会がやってたやり方ではあるー「マリオネット内閣」方式とでも言えばいいのか。

とはいえ、まだ、投票日の深夜なので、まだ何もわかりませんね。

※7月25日に一部補筆しました。