臨時国会閉幕 連立合意をそでにされた日本維新の会の無茶な主張

国会議事堂と紅葉した並木 時事短論 hotな話題

2025年冬 臨時国会閉幕

この日は臨時国会が閉幕となりました。自民党と日本維新の会の連立政権として高市政権が10月に発足し初めての本格的な国会となりました。

高市早苗氏が自民党総裁に選出されましたが自民党単独では過半数はなく、公明党が連立離脱を表明して連立政権の枠組みが注目されていました。

そして急遽、日本維新の会が連立相手となり高市政権が発足したのでした。

維新の会は連立の際に自民党に条件を提示しており、そのうち最もプッシュしたのが国会定数の1割の削減でした。

しかし、この定数1割削減は今国会では成立できずに閉幕となったのでした。

このことに関して、日本維新の会からは「野党が足を引っ張った」などという言い訳が飛び出しています。

別に現在野党は「国会議員の定数削減」を最大の課題だと主張しているところはありません。今、主張していないので日本維新の会と行動を共にしないのは当然でしょう。勝手にハードルを作って「なぜ飛ばないんだ」と言っているようなものです。

立憲民主党の野田代表が以前、定数削減を主張していたことを持ってきてなぜ賛同しないのかという議論もありますが、今、そのことを焦眉の課題としていないのですから賛同しろというのも無茶です。

政治と金の問題が大問題だったのに国会議員の削減の話を出してきて、メディア報道も政治と金の問題の追及が、連立合意の国会定数削減が実現するかどうかという下馬評になってしましました。

国会議員を減らしたからと言って政治と金の問題は何も解決しないし、国民の懐も何も変わらないでしょう。

自分たちの交渉の失点を人のせいにするのはやめましょう。